あなたのまわりにも「だから」が口癖の人いませんか?
「だからあ、そうじゃないんだって」
そんな口癖の人の性格や心理はどうなっているのでしょうか。
「だから」の特徴
「だから」という口癖は、話の理由や結論を強調するために使われることが多いです。
口癖として使う場合は、会話の冒頭に使われます。
「だから」を使う人の心理
「だから」が口癖の人は、自分が正しいと信じている、自己主張が強い、のどちらかです。
自分が正しいし、ワンランク上だと信じている
「だから」が口癖の人は、自分が正しいと信じています。
信じていると言うより、思いこんでいる、と言ったほうがいいかもしれません。
田中君、昨日の会議は欠席だったけど、急な来客でもあったの?
だからあ、そうじゃないんだって。前の晩から40度の高熱が出て、今朝までずっと寝込んでたんだ
こんな時、田中さんの「だからあ」のアクセントは、”ら”ですね。
この状況、田中さんは「いや、違うんだ」と言って、高熱で寝込んでいたことを説明すればいいだけです。
それなのにわざわざ「だから」を使ったのは、田中さんにこんな思いがあったからです。
来客とかいう低いレベルではなくて、高熱というワンランク上の理由があったんだよ!
このような場面で、「いや」と否定せずに、「だから」と言ってしまう人は、自分の主張が絶対に正しいし、しかも質問者よりも話の次元が高いと信じています。
周囲への配慮という意識はなく、話し方は上から目線になってしまうのです。
自己主張が強い
「だから」が口癖の人は、自己主張が強いタイプも多いです。
つい、相手の話に割り込んで、自分の意見を言ってしまうのです。
明日のワールドカップの決勝戦、テレビ見たいけど平日の昼間だもんなあ
だから、もう休暇を申請したよ
山本さんの会話のあと、山本さん自身が「だから、休暇を取ろうかと思ってるんだ」と続けるのは自然な流れです。
ところが、中村さんが「だから」と割り込んできたため、山本さんは会話の流れを奪われてしまいました。
「だから」への対策
「だから」という口癖への対策は、スルーが基本です。
張り合ってもこちらが疲れるだけで損します。
また、張り合うと相手の競争心をあおることになり、事態が悪化します。